ナタリー’s blog

枝垂れ桜の下の魔女

フランスの出生前診断 / dépistage des trisomies 21·18·13

こんにちは🌞





天気がよくて気持ちが良いです(ㆁωㆁ*)

暑くなってきてはいるけれど、

意外とまだまだ風があって涼しさもある💙

春から初夏の天気って

本当に爽やかで心地が良くて好き。

パリのとってもいい季節(._.)🇫🇷

GWは何年かぶりに海外旅行にでかけた人もね、

そこそこいたりするんでしょうかね?

旅行っていいですよねー(ノ´∀`*)

で、帰ってきて、

やっぱ家が落ち着くわー🧡 の感じもまた(笑)

フランス人男性と結婚している知人が、

2週間のバカンスで日本に帰ったらしいのですが

知らなかったけど日本は今も、

外国人の入国を制限しているんですね(゜゜)

旦那さんは入国できないからと、

彼女は一人で行ってきたらしいのですが·····

早いところ外国人の入国制限解除しないと、

経済が本当に

回復できないところまで落ち込んでしまいそう。

夏前には解除になるといいですね(_ _)

というわけで5月も半ばですが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか?








写真のラーメンは、


ナンシーさんに妊娠報告をしに行ったときの🍜


旅行から帰ってきた翌日に行ったんですけど、


このときで17週だったかな?


ナンシーさんも喜んでくれて、


性別は? 名前は準備してる( ・∀・)? と。


性別は未だにまだわからなくて、というか、


日本みたいに何回もエコーがなくて、


5〜7週あたりの初診で胎嚢と心拍確認のエコー、


次は12週あたりで出生前診断も兼ねた初エコー、


その後は22〜24週あたりで2回目のエコー、


今はこの22週のを待っているところで、


それが5月24日なんですが


ここでおべべさんのご機嫌が良ければ


性別がわかる感じですかね(ㆁωㆁ*)


その後は30週を過ぎたところで3回目のエコー。


これだけ。 3回だけ。


夫も私も性別はどちらでも良いんですけど、


フランスは出生届を


出産後5日で提出しないといけないとかで


かなり早い段階で名前を決めている夫婦が多い。


というかフランスは、


カレンダーに365日何かしら名前が付いていて


つまり男女ともだいたい183個ずつになるのかな?


その中から選ぶという夫婦がおそらくほとんど。


生まれた日の名前をつける必要はなくて、


なので生誕日の誕生日とは別に


名前の誕生日を持つフランス人が多い。


別に名前の誕生日にまで何かする人はいないけど。


もちろん


全然関係なく新しい名前をつける親もいるし、


キラキラネーム的なものもあるんだと思う。


知らんけど(._.) 笑


うちは夫婦二人とも日本人だし、


まるまるフランス寄りにするのも何だかな·····


っていう気がするし、


日仏両方で違和感のないようなのが理想。


優先としてはやっぱり、


発音のしやすさと変な意味にならないこと。


【R】や【H】や【ん】が入るような名前だと


日仏で発音と響きが違ってきてしまうし


母音の【う列】もちょっと難しくて避けたいし、


途中に【さ行】が入る名前も微妙かなー·····


【ちえ】とか【しえ】みたいに


避けずにはいられないのもあったりするし、


夫も私も知らない単語で日本音だとそうやって


恥ずかしい意味になってしまう可能性とかね、


やっぱり大いにあるので注意したい。


あとはできれば


漢字を当てられる方がいいと思うし、


画数とかも気にできたら良いなという感じです。


あ、今は20週に入っているんですが、


19週目の初日の夜に初胎動があって(๑•̀ㅁ•́๑)✨


どうなんでしょう、


多分それまでももしかしたらあったのかもだけど


自分のお腹の脈動とか自分の腸の動きだと思って


気づいていなかった可能性もあるけど、


夜に音楽聴きながら寝転がって


仰向けで股関節のストレッチをしていたときに


何やら、ゴニョっ! ピクっ✨ ぽこッ·····


みたいに動くのを感じて、


えっ(゜゜)!?✨ って思いながら


しばらく手を当てていたらまた動いて、


えー❤ ナニコレ可愛い(ノ´∀`*) と思って


しばらくストレッチ忘れて胎動鑑賞(笑)


ちなみに聴いていた音楽は福山雅治(笑)


残念ながら夫はまだ帰っていなくて、


でも夫は、


なんとなくだけど男の子な気がするー(._.)


ってずっと言っていたんだけれど、


福山さんの音楽で動いたからきっと美声好き✨


って報告したら、


『すげー女のコの可能性高いじゃん(笑)』


って言っていて、


どっちでしょうねー。


でもなんか、なんとなくだけど·····


お腹の出方が突き出し系な気がしている20週目。


男女とも産んでいる同僚は、


俗に言うお腹の出方診断は当てはまらなかった!


って言っていたし、


自分や夫、私の妊娠を知っている人が見れば


だいぶお腹が出てきている気がするけど、


今日報告した人からは全くわからない(゜゜)


って言われたので、


突き出ていると思っているのは私だけで


まだまだ妊婦だとは気づかれないくらいらしい。


ということで、24日のエコーを待ちます。


最初の胎嚢・心拍確認のエコーが、


経膣エコーで度肝を抜かれた話は書きましたが


12週目の初エコーはちゃんと経腹エコーで、


でも何度も書いてきているように


フランスの産婦人科は無駄に裸にさせる(笑)


というね、


思い込みというか先入観が先行したことと


この12週目のエコーも


てっきりまた経膣エコーなんだろうと思っていて


名前呼ばれて入室して、軽く問診があって、


「じゃあ靴とズボン脱いで診察台に上がって。」


って言われた私は


あまりに前回の経膣エコーが斬新すぎて


週数が浅いうちは経膣エコーという情報もあり


今回は自らパンツまで脱いでいて(笑)


足元まで下ろしたところでふと、


あれ(゜゜)? 今回パンツ言われたっけ?


と思ってエコーの準備している医者の背中に


《Eh... La culotte aussi, vous avez dit ? ?》
 パンツも? って言いました(._.)?


ってパンツは足元で片脚抜いた状態で(笑)


かがみながら声をかけると、


医者がこっち向いて私の状態を一瞥しながら


「Eh ben.... Ça ne sert à rien...」
や、パンツは脱がれても困るけど·····


とか言う感じで言われて、


痴女じゃん(笑)


言われてもないのに積極的にパンツを脱ぐ女。


もうそれは痴女じゃん(´-﹏-`;) と思って(笑)


速やかにパンツを履き直して診察台へ(_ _)


この12週のエコーは、


実は出生前診断も兼ねていて


エコーの他に別オーダーで採血もあるんですけど


それは【血清マーカー】? の検査に回され、


特にこちらから頼まなくても全妊婦に対して


12週の検診の一環として組み込まれていて、


胎児の染色体異常の検査を無料でしてもらえる。


この血清マーカーで異常値が出た場合は


次の精密血液検査に進むけど、


たまにこの血清マーカーテストを飛び越えて


いきなり血液検査を望む夫婦もいるとかで


その場合は300ユーロくらいを自費で払っての


検査になるらしい。


この第一段階の血清マーカーテストは


母親の年齢と


すでに人間の姿を形成している12週の胎児の


項の下の隙間?むくみ?の幅を計測して


3mm以上あるとリスクが上がるのだそうで、


あとは胎児の頭?頭蓋?の幅とか····?


こういった事を総合して、


胎児の染色体異常、とりわけ、


21番染色体に原因があるというダウン症


これが一番有名だと思いますが他にも、


13番染色体と18番染色体に起因するものも


あるんだそうで(._.) 知らなかったけど·····。


その総合確率が、


1000分の1という数値から算出されて、


フランスはなのか詳しくは分かりませんが


250分の1以上(だったかな?)の


数値が出てしまうと、


次の血液検査に進むことになるという、


そういう12週の検診。


エコーで胎児の項下のむくみ幅を測るというのは


それなりに経験だとか技術?が要るようで、


私の担当医がどれほどの経験値というか


評判かは知らなかったけれど


まぁ年齢的に経験値は申し分ないはず(._.)


で、経腹エコーが始まって、


ひと月前に見た胎嚢確認の姿からは激変の、


すでに人の姿を獲得した我が子が映し出され、


なんだか不思議な感覚で·····。


ただやっぱり、というのも私は、


自分の年齢が年齢であることと


身内に出産事故を経験している身として


私も胎児もどれだけ健康に過ごせたところで


無事に出産が終わるまで安心できないという、


妊娠がわかってからも


こうして成長している我が子を見せられても


恐らくだけど大多数の妊婦さんに比べて


私の感情は極めて冷静というか、


妊娠に対してキラキラしたものを感じておらず、


もちろん妊娠は嬉しかったし


ようやく私たち夫婦を選んでくれた子に対して


とても愛おしい気持ちはあるけれど、


それと妊娠出産は別事という感じで


自分と、子どもが、物理的にも精神的にも、


これから命をかけることになる現実味というか


不安ともまた違うんだけれど、


現実的な覚悟を冷静にしている自分がいて、


お腹に自分とは別の生き物が息づいている(笑)


というかなり客観的な感覚でエコーを見ていて、


そこから医者は、


タイミングを取りながら何枚か写真を撮って


とても慎重に、神妙な顔つきで、


一言も発することなく手元を動かしていて、


エコー画面の写真上で


胎児の項の下のスペースを計測しているらしく


このときはまだ


どうだったらどうなのかということを知らず、


沈黙が耐えられなかった私は(笑)


《そこにスペースがあると良くないんですか?》


と横から質問をしてみると、


「そう、この項の下のね、ここがね·····
 3mm以上あるとリスクが上がるんだよね·····」


と言いながら何度も計測を繰り返していて、


かなり慎重に何度も、


写真を拡大したりなんだりしながら測ってくれて


結果、2,2mm? くらいだったかな(._.)?


っていう計測結果を出してくれて、


「うん、大丈夫そうだね(._.)
 エコーでは異常は見られないよ。」


ということで採血のオーダーをもらって、


今までの尿検査とか血液検査の結果は


数日後に自分で受け取れたけれど、


この血清マーカーの血液検査結果に関しては


医者を通じてしか結果をもらえないということで


診察終わりにラボで採血をしてもらって


また10日後くらいに結果を受け取る予約をして、


これで異常がなければ


みんなに妊娠報告をしようかな(._.) と。


ちなみにこのときのエコーは、


12週0日の日だったはずが


またも受精したであろう日が修正されて、


2日ほど早まった。 12週2日だねと言われた。


心当たりはある。 確かに数日前にしていた。


ただ全然排卵期ではなかったはず(笑)


アプリの排卵期予想は全く当てにならないんだな


と思った(笑)


それから一週間くらいした頃に、朝早く、


出勤途中のメトロの中で携帯に電話があって


気づかずに出られなかったんだけれど、


メッセージが残されていて、曰く·····


「マダム クラシナ?
 先日受けた血清マーカーの検査を請け負った
 モンスリーの#×※@%&ラボのウジェニーです。
 ご連絡したいことがありますので、
 次の番号まで折り返しお電話ください✆」


ってことで、ちょっとしばしポカン(゜゜)


通っているメディカルセンター内で、


検査も分析も行われていると思っていたので


最初なんのことかわからなくて、


というか


留守電の音声が聞き取りづらかったのもあったし


初診で受けた子宮頸がん検査だけは


検体を外部に送っているようだったので


それのことかな(._.)? と思ったんだけれど、


あちらはもうとっくに検査結果ももらって


陰性だったはずだし今さら何だろう(._.)? と。


で、職場に着いてとりあえずやることやってから、


開店まで時間があるのでかけなおそうと思って


パタパタ準備をしていたらまたかかってきて、


同じ番号だったので出たんです。


そしたらやっぱり、


血清マーカーの結果のことで連絡をくれていて、


「いくつかの要素を総合的に分析した結果、
 お腹の子の染色体異常リスクが上がったので
 詳しくは早めに担当医に会って
 2回目の採血で精密検査に進んでください。」


と言われ、


エコーで問題ないって言われていたのにな·····


と思いつつ聞いてみたけど、


まぁ分析結果としては確率が上がってしまったと。


朝っぱらからそんなことを聞かされ、


まぁ高齢出産の自覚として覚悟してたけど


まぁ多少やっぱり動揺して、


そもそも結果は医者から聞かされるはずなのに


ラボから直接聞かされるってどういうこと(_ _)?


って感じもあったりで、夫に直ちにメールして。


とりあえず医者に会ってからだね····· と。


診察予約の日まで3〜4日あったんだったかな·····


やっぱりふとすると、


どうなるんだろうか(._.) と考えている自分。


とはいえ、


子どもができる前から夫と話していたのは


夫婦二人だけでフランスにいる以上、


もし子どもができても、


事前に障害があるとわかった場合は


心苦しいけど産んであげられないよね·····


というのは話していて、


生まれる前が全てではないのはわかっているし


生まれてからだって無事に育つ保証なんかない。


出生前診断で妊娠を断念する····


命の選別と言われればそうなんだろうと思う。


でもやっぱり、


私は夫の未来も私たち夫婦の未来も大事で


それを守れるのは私だと思っていて、


堕胎によって母親が背負うだろう罪悪感とか


どれだけ覚悟していても


想像できないことってあると思ったし、


物理的にか精神的にか両方か·····


もう子どもが産めなくなる可能性だってあるし、


特に35から子作りを始めた時点で


妊娠出産に母親と子どもが命をかけるって


そういうことだって思っていた私は


全部全部織り込み済みで覚悟していたからか


ラボから電話があった朝は動揺したけど、


割とすぐに冷静だった気はする。


医者に会って結果をもらった日、


確率は【90分の1】だったらしいと告げられ


1000分の1から算出される数値と考えたら


かなり高い。


わかりました(._.) という感じで、


でもいまいちピンとこないというか、


私が90回出産したら


1人染色体異常の子が生まれてくるということ?


結果が印刷された紙を受け取り、


精密血液検査に進む採血のオーダーをもらって


そのままラボに直行して採血をしてもらい、


看護師さんに


「初めての妊娠? 不安よね(._.)
 でも血清マーカーは精度があまり高くないし。」 


と言われ、


でも90分の1って言われました····· と言うと、


「んー、そうね、少し高いわよね·····。」 と。


それでその日はもう終わりで、


結果が出るまでに一週間くらいかかるから


また医者から直接もらってくださいと言われて、


12日後くらいの予約しか取れず·····


それだと、ちょうどその日は、


出産する予定の病院で助産師さんに会う日で、


そこでこの血液検査の結果が必要になってくる💧


ちょっと間に合わないな(_ _;) と思ったけど


どうしようもないのでとりあえず予約し、


キャンセルが出ないかちょくちょく気にして、


そしたら2日ほど運良く早めることができて


午前中早い時間の予約にできたので


夫も時間を作ってくれて、結果を貰いに行って·····


これが4月12日だったかな。 もう16週目。


今回の血液検査は母親の血液の中に混じる


胎児のDNAを抽出して分析するというやつらしく


精度は98%くらいあるとか·····


血清マーカーのときのような


パーセンテージの確率表記ではなくて、


結果は 【Négatif】 ネガティフ····· 陰性。


胎児のトリソミー21・18・13番に特に異常なし。


安心しました。


大事に、無事に育ってくれたら、


10月には会えるんだろうという嬉しさと


両親sをはじめようやく報告ができる安堵感と。


そんなこんなで


今日から21週に入るおべべさんは


かなり頻繁に動くようになってきていて


最初は仰向け時にしか動かなかったのに


ここ数日は立っていてもポコポコ蹴ってきます。


蹴ってるのか殴ってるのか頭突きかは知らんけど


まだまだ可愛らしい胎動。


夫がすごく動くのを楽しそうにしている。


ふたりとも愛らしいなと思う今日このごろです。








次回は旅行の続きを書こうかな。

あ、ちなみに精密血液検査も払っていません。

無料。

良くも悪くも淡々としているフランス。

とても現実主義で助かります。

歯の検診も行っておかないと·····

フランスは今週から交通機関内のマスクも解除。

段々とCOVID前の生活に戻りつつある。

職場のデパートの閉店時間も21時半に戻す💥

とかいう全然嬉しくないニュースもあった。

21時のままでいい。

なんなら20時半とかでもむしろ良い。

まぁ産休までがんばります。

それでは皆さま、

今週も有意義な日々をお過ごし下さいませ🌼

Je vous souhaite une toute belle semaine, il fait très chaud à Paris, y'avait des orages hier nuit, il fait humide aujourd'hui du coup.
Je vais voir mon gynéco demain, juste pour la suivi de grossesse et impatiente pour la 3ème échographie le mardi prochain!!! J'espère que notre petit va très bien.
Je vous envoie des bisous💋