ナタリー’s blog

枝垂れ桜の下の魔女

新単語の性別 / COVID-19 au féminin

こんにちは☁




今週いっぱいは曇り時々晴れな感じで

このまま涼しく過ごせそうですが、

来週からついに夏到来の予感です🌞🌞🌞

予感というか予報です。

30℃超えるっぽい。 やめてほしい(´・ω・`)

職場も、グルメ館のくせに、

コロナウィルスのおかげで

空調を稼働できないのか知りませんけど

少し前に暑くなったときも

店全体ムワッとしていましたからね(_ _)💨

皆さま、水分補給や休息などこまめに摂って、

くれぐれも体調に敏感にお過ごしくださいね。

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そういえば、すごく余談なんですが·····


【COVID-19】 って言うじゃないですか(._.)


日本でも、


国会中継やニュース、メディア全般で、


COVID-19 って使われていますか?


この新単語(?)が生まれて早数ヶ月·····


病気の名前として定着したわけですが、


フランス語には基本的に、


大体どの単語にも性別がついていて(♀・♂)、


例外もありますけど、例えば、


「私」とか「あなた」を指す単語とか·····


単語自体には性差はないけれど、


自分が女であれば


修飾する形容詞なんかは女性形になったり


「子ども」や「医者」や「弁護士」


なんかの単語も基本的には性差がなくて、


その人自身が女性か男性かで


単語の前につける


(不)定冠詞【le・la・un・une】


で区別したりするわけなんですけど、


基本的にはどの単語も、


父→ 男性名詞 / 母→ 女性名詞


のように生物学的な性別に準ずる単語もあるし、


おおよそ男性がすることが多い


ネクタイが女性名詞だったり、


男女とも着るようなスーツの下のシャツは


女性名詞だけれど


女性が着るフリフリがついているような


ブラウスは男性名詞だったり、


どういう基準で決まってきたのかというような·····


こういうのをフランス語学習者は


根気よく覚えていくわけですが、


フランス人は


幼き頃から耳で聞いて覚えていくので、


この単語が女性か男性かなんてほぼ無意識に


自動的にインプットされていくらしく、


フランスに来た頃に知り合ったフランス人に


よく会話の中で単語を教わるたびに、


その単語は女性か男性かと尋ねると、


「良い質問だね(゜゜)💦」 と言って


目を宙に泳がせながら、


女性冠詞(la・une)男性冠詞(le・un)


を順番に付けて発音してみて、


しっくり来る方を選んで教えてくれました(笑)


まぁ人にもよるでしょうけど、


私が当時聞いた人は100%同じように


ボソボソと復唱して


しっくり来る方を探していました。


そんなフランス語の単語の性別ですが····· そう、


【COVID-19】 です(._.)/ 🇫🇷


こういう新単語にも性別が割り振られるんですよ。


3月の終わりとか4月くらいでしたかねー·····


フランス学士院は、


【COVID-19を女性名詞に分類する✨】


って発表したんです(ㆁωㆁ*)


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でも、これが発表される以前から、


政府もメディアも、パスツール研究所さえ、


COVID-19を男性名詞として扱っていたんですよ。


それはなぜか·····


coronavirus コロナウィルスが男性名詞だから。


どうしてコロナウィルスは男性なのか(._.)?


それは virus ウィルス が男性名詞だから。


それ故、ここからの派生で、


COVID-19 も男性名詞として扱っていたんです。


ではなぜ、


フランス学士院はそれを女性に分類したのか·····


【COVID-19】はウィルスの名前ではなくて


病名であるという点。


病気・疾患 【maladie マラディ】 が女性名詞。


COVID-19 とは 【la maladie du coronavirus】


コロナウィルスによる疾患 というわけで


女性としたわけらしいんですが、


この決定を発表する前からすでにメディアで広く


男性名詞として扱ってしまっていた点と


coronavirus が紛れもなく男性名詞である点から


街中で見かける広告や文書(?)でも


COVID-19 を男性名詞として表記しているものを


いまだに多く見かけます。 


言語や言葉は生き物であるし、市民権というか、


フランス学士院も


「使用が決まりを成す」 的なことを言っている。


COVID-19 が女性名詞として浸透せず


男性名詞として定着する可能性もあるのかなー。


病気の名前がすべて女性名詞なわけでもないし·····


例えば糖尿病とか心筋梗塞なんかは男性だし。


でも私としては、


この決定が発表されたとき、フランスは、


まだ隔離生活真っ只中で一日の感染者数が


何千人とか日毎増えていて、


世界でも毎日人が死んで


あらゆる国で医療が逼迫しているとか深刻な中、


【COVID-19 が女性名詞になりました✨】


このニュースは、私としては、



どーでもいィィィィィィ(; ・`д・´)💥



と思ったのと同時に(笑)


実はとっても好きで、


改めてフランスが好きになった一件。


あの混乱の毎日の中、


せっかく審議してくれた学者さんたちの苦労が


しっかりと報われるべく、


女性名詞として定着してくれるといいな(_ _)✨


と密かに思っているナタリーです。


最近、


職場のデパートが本格的に暇なので(-_-)💧


ブログの下書きを紙に書いたりしているのと、


他には、


改めてフランス語の勉強というか、


ことわざとは違うか····· 言い回し?


直訳ではそういう意味にたどり着けないけれど


っていう決り文句みたいなのを·····



雲から落ちる・月から落ちる → 寝耳に水

りんごの中に落ちる → 気絶する

雨にも晴天にもする → 好き放題実権を握る

岩の下に鰻がいる → なにか隠し事がある



みたいなやつ·····


忘れていたものとか知らなかったものとか


さらっていると面白くて、


掃除なんかやることやり尽くして


お客さん全然来なくて本当にやることないと


ブログを下書きするか


こういうフランス語の勉強をして遊んでいます。


知らない言い回しがたくさんあって面白い。


あまり使わないだろうなみたいなものもあるので


こういうの使う(๑•̀ㅁ•́๑)✧ みたいなのを


リストアップして


懐かしくも単語帳みたいなのにしてます✐


奥が深いです、、、 楽しい。


さてフランスではこの月曜日から


レストランの店内飲食が可能になって、


でもテーブルの間を取らないといけないので


席数は以前より減ってしまいますが


ようやく経済活動がまともにできるようになって


ヨーロッパ圏内は国境もほぼ再開して


夏のバカンスを楽しみにしている人も多いはず。


夫はどうかなー·····


やはり積極的に働き詰めでしょうかねー。


夫が取れないのであれば


私も別に一人で取っても仕方ないし、


今のところまだしばらく


デパートは短縮営業だから大して疲れないし、


もう少し気楽に出かけられるようになるまで


とっておこうかなと思います🏖️


お気に入りの中華屋さんが店内飲食も再開して


テイクアウトを再開した5月末から


本気で週イチで通っている(笑)


テイクアウトは家に持って帰ると


楽しみすぎてすぐ食べてしまって写真を忘れる。


油淋鶏なんかの揚げ物は、


テイクアウトでも美味しいけれど


やっぱり少ししんなりしてしまうので


店内で食べられるようになって嬉しい(ノ´∀`*)

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夫のお気に入りのモツスープ❤


これも優しい味でめちゃくちゃ美味しい(>ω<)


来週は何を食べようかなー·····


とか今から考えたりできるくらい楽しみ(笑)


皆さまも大好きな人とおいしい食事を🍴






今週は早番が多いですが短縮勤務の今、

以前は8時半〜16時半だった勤務が

10時〜15時半(休憩なし)で帰れる。

体がもう7時間勤務には戻りたくない(笑)

とはいえ

観光客がいないデパートは閑散としすぎて

短縮勤務でもしんどい💧 笑

それでは皆さまも

有意義な毎日をお送りくださいませ☆

Je vous souhaite une toute agréable journée, ça me fait vraiment plaisir d'apprendre les expressions françaises et parfois familière, ça m'occupe très bien pendant le travail qui me donne le sommeil, haha. Gros bisous à vous💋

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