旅は道連れ / Cartier
こんにちは☔❄⚡
めちゃくちゃ降った·····
雹と雨と雷のコンボ凄まじかった(゜゜)💦
ビシビシバシバシ雹が降ってきて
20分くらいして
ガッシャンガッシャン雨になったと思ったら
バッチバチに雷が鳴って落ちて
長いことそこら中でピカピカ光ってるし⚡
そしたら翌日からめちゃくちゃ気温下がって
何ならいきなり結構寒いし❄
夫はヒートテックに舞い戻りましたよ。
大忙しな天候です·····。
私も、
数日前までキャミソールで出歩いていたのに
長袖のシャツワンピ羽織って、
だけどそれでも寒かった(@_@)💦
季節の変わり目ですねー、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
くれぐれもご自愛下さいませ☆
先日、
というか変態に遭遇した日の午後、
仕事が15時半で終わって帰るときに
なんとなくですが朝と同じ線に乗るのが憂鬱で、
とはいえうちの最寄駅に着けるのに
そんなにいくつも線があるわけじゃないので、
とりあえず気分転換も兼ねて
いつもと違う駅まで少し歩こう👣 と思って。
そしたら人通りの少ない静かな道で
無意識に老人を追い抜かしたんですよ。
後ろから突然、
「マドモワゼルっ?」 って声かけられて、
マドモワゼルで振り返っていいのかは
後で触れるので今はツッコまないで下さい(笑)
それで振り返ってみると
年配のマダムが杖に寄りかかりながら私を見て、
「お嬢さん、申し訳ないんだけど、
少し腕を貸してもらえないかしら·····💦」 と。
おーおーおー(゜゜)
全然いいよお安いご用だよ! と思って、
駆け寄って腕を取ると、
そこそこ重量のあるご婦人で、
半身がガクッと重くなって、
まぁそれは全然いいんですが、
とにかくこの体重をその杖一本で支えて歩くには
いささかしんどかろう····· という感じで。
きれいなブロンドのショートカットヘアで
可愛いリボンのピン留めをつけたマダム。
蝶々の大きなプリントが入った白いTシャツに
膝丈のスカートを履いてぺったんこのサンダル。
ヒールもないけど、
靴底自体が薄いぺったんこの硬めのサンダルで、
なんともラフな、軽装のマダム。
この日は雹が降る前で❄ めちゃくちゃ暑くて、
27℃くらいだったでしょうか·····。
このマダム、
杖をついているので脚が悪いんですが、
フランスに多いのかヨーロッパ全体なのか、
お年寄りにすごく多いのが
膝下から全体的に肥大して全くクビレがなくなって
象の足みたいになっている人が多いんです。
水が良くないんですかね····· 何なんだろう?
私もいずれなるのかな(._.)?
とにかく足首も踵も土踏まずもない感じの、
ブクブクに浮腫んで固くなっているみたいな·····。
「もう歩くのがしんどくてしんどくて·····
煩わせてごめんなさいね、ご都合悪くない?」
と言うので、
全然急いでいないのでお気になさらず🙌 と。
「ご親切にどうもありがとう。
もう87歳なの····· ガタがきちゃって·····(;_; 」
87歳(゜゜)!? 全然見えない💥
まだまだ輝くブロンドに白い肌に(@_@)✨
87歳からしたら35歳の私は、
まだまだマドモワゼルでいいのかなと思ったり·····
片腕を貸してゆっくり歩くんですけど、
歩道も狭いしカフェがテラス出していたり☕
向こうから対向者も来るし、
私が半身前に出て進みながら、
大丈夫ですか? 速くないですか?
とか聞きながら進んでいたんですけど
マダムの足元を注意しながら進んでいると
妙に彼女のサンダルが気になって·····
そもそもそのサンダル歩きにくいだろ💧
とか思って、世話がでかいとは思いますがね·····
《そのサンダル歩き難くないですか?》
って聞いたら、
「そうなのよ、
靴買わないといけないんだけど·····」 って。
《素敵なサンダルだけど
もう少しクッション性のあるやつの方がね。》
って言ったら、 そうなんだけどねー····· って。
お洒落したいんですよね、可愛いですよね✨
マドモワゼルはどこに向かっていたのか?
と聞かれたので、
ピラミッドの駅だと答えると、
「じゃあもう少し一緒してもらえるわね☆」 と。
どこに行かれるんですか? と聞くと
ヴァンドーム広場に行きたい って言うので、
今いる場所から右側だなと思って、
左側の歩道を歩いていたし車も来ていなかったし、
右側に渡りましょうか? って聞いたら、
「左に曲がるからこのままでいいわ☆」 って。
ヴァンドーム広場に行くんじゃねーの(._.)?
と思ったけど、
私は極度の方向音痴だし、
とりあえず私は急いでいないから
言うとおりに連れて行ってあげようと思って。
そしたら突然、
「マドモワゼルは中国人?」 って聞かれたので
《日本人ですよー🇯🇵》 って言ったら
「フランスで生まれたの?」 って。
《20歳のときに来ました🇫🇷》 って言ったら
フランス語を褒められて、
まだまだ勉強中です(๑•̀ㅂ•́)و✧ って答えると、
「あなたが通りがかってくれて本当に良かったわ。
もう進めなくなるところだったのよ。」
そう言って左に曲がろうとしたら、
ギョッとして Σ(゚Д゚)💦
「え!?
ヴァンドーム広場は(゜゜)!?」 って·····。
だろーな····· おばちゃん、右やで?
そうそう消えるかいな( _ _)/💧
って思っていたら気づいてくれて、
改めて右に渡ろうとしたら少し疲れたみたいで、
隣りにあった高級ジュエリーブランド
van cleef & arpels
のショーウィンドウに少し見とれて、
ふと、目的地には誰かと待ち合わせで、
彼女を助けてくれる人がいるんだろうか? と。
どなたかと待ち合わせですか? と聞くと
そうだと言うので安心して、
そもそもヴァンドーム広場は
ぐるっと高級ブティックが立ち並ぶけれど
どこに行くつもりなのだろうと思っていると、
ブルガリの店舗が工事中で
広場に大きくせり出していたのを見て
彼女はまたも
目的地を失ったように一瞬立ち尽くして、
そしたら影から
車を預かる、制服を着たお兄さんが現れて、
交番の警官がかぶっているかっちりした帽子ね、
あれとそっくりな帽子に
【Cartier】 って刺繍が入ったのをかぶっていて
マダムはそのお兄さんに
「Cartierのブティックなくなっちゃったの!?」
え·····!? カルティエに行きたかったの!? 笑
まぁお兄さんカルティエの帽子かぶってるし、
店ないことはないでしょーよ·····
と思っていると
ブルガリの後ろに案内してくれて、
店に着くと中のガードマンが扉を開けてくれて
この時点でマダムは、
左手に杖をついて荷物を持って、
右手は私の腕を掴んでいて、
その状態で彼女は、ガードマンに向かって、
さっき私に言ったように
「すみませんが腕を貸していただけるかしら?」
って言うんですけど、
脚の悪いマダムが若い娘に付き添われて
杖をついていて、
これ以上腕必要かね(@_@)? みたいな状況で、
ガードマンはそりゃポカンとしますよ(笑)
マダムがもう一度繰り返すと
ガードマンが一歩踏み出してくれたので
私は引いて彼女の腕を渡して、
彼女はガードマンに付き添われながら
「16時にムッシュ・・・と約束があって。」
って言うのを聞いて私は踵を返しましたが、
恐らくですけど、
そこの支店長みたいな人と待ち合わせしていて
ヴァンドーム広場の店にあんな軽装で来ちゃって
van cleef & arpels の高級ジュエリー見る姿も
やけに堂々としていたし、
お金持ちなんだろうなと思ったんですけど·····
TAXI使えよΣ(・∀・;)
あんな人の通らない道で歩けなくなっていて、
私通らなかったらどうしてたんだろう(_ _;)
予定があったわけじゃないし
手貸して一緒に行くとか全然何でもないんだけど
もし私が反対方向から来たのを呼び止められて
例えば戻ることになっても全然構わないんだけど
あんなところで立ち往生しちゃうとか
ちょっと心配じゃん(_ _;)
帰りはTAXIで帰ってくれてるといいな·····
と思いながら、
変態で始まった一日でしたが
可愛いおばあちゃんと出会ったりもして
すっかり新鮮な気持ちで帰宅できました☆
そんなパリの街で見つけたウォールアートを🎨
Banksyじゃない、
誰が描いたかは知りませんが
パリの街を彩る落書き(?)をいくつか♫
マレで見つけた【La Joconde】 モナ・リザ。
モンマルトルで見つけたキリストたち✝
Banksyみたい····· どうやって描くんでしょ(._.)
モンマルトルの花🌹 とキモ顔(; ・`д・´)
さて順調にブログを更新している最近。
読んでくださってありがとうございます。
不定期ですがぼちぼち書いていくので
引き続き訪ねていただけると幸いです☆
それでは皆さま、
今週末も有意義な時間をお過ごしくださいませ♫
Je vous souhaite un super agréable week-end, il fera pas beau à Paris mais la fête des mères ce dimanche ! N'hésitez pas à remercier maman pour ... pour tout ! mdr😂
Gros Bisous Bizoux, surtout à mes mères aujourd'hui, je vous aime💋