ナタリー’s blog

枝垂れ桜の下の魔女

相続闘争 / mot anglais inintelligible

こんにちは🌥





昨日は一気に涼しくなりました。

予報では来週頭に

また突然暑さが舞い戻ってくるようですが、

ひと月ほど前にガクッと涼しくなってからは

ある程度暑い日の青空も、なんだか秋の顔ですね。

風なんですかね······🍁

日本もだいぶ涼しくなって来ているでしょうか?

読書の秋・食欲の秋は始まっていますか?

梨が美味しい季節ですよね(._.)❤

お刺身や新鮮な魚料理全般は

年間を通してやはり日本が恋しくなりますが、

梨も日本のものが食べたくなります(>ω<)

あのみずみずしさ······🍐

梨は数種類売っていますが

やっぱり日本の梨の美味しさは格別です。

長野で育ったので

りんごも美味しいのが食べたくなります🍎

食欲の秋、

近ごろよく買うフルーツはスモモです。 笑







2週間ほど前に、


私たち夫婦が借りて住んでいるこの部屋の


資産価値の査定をしに不動産屋さんと大家さんが


うちに来た事を書きましたが、


この部屋は大家さんのお母様の持ち物で、


なので厳密には大家さんはお母様なんですけど


ご高齢のために2012年の入居契約の段階で


すでに息子さんが大家代理として


諸々を代行してくれていて


私たちにとって大家さんは息子の方であって


お母様には会ったこともないし、


息子だってすでに70歳くらいですしね。


それでそのお母様が8月の終わりに亡くなられて、


正式に遺産相続という形で


息子に資産として


この部屋の権利が移ることになったわけで


このまま賃貸として貸し出すにしろ


売ってお金にするにしろ


資産評定が必要ということで


複数の不動産屋さんに来てもらって


査定をしたわけなんですけどね。


実は大家さん(息子)、


ご兄弟がいらっしゃるそうで、


多分弟かなと思いますが、


仲が良い悪いの話は突っ込んで聞いていませんけど


査定中に今後どうするのかと言うのを聞きながら



「相続の物件だから弟と話し合って、
 僕は売りに出すつもりはなくてこのまま、
 賃貸で持っておくつもりで
 君たちにいてもらいたいと思っているけれど、
 もし売りに出すことになれば
 優先権は現居住者の君たちにあるわけだから
 君たちに購入の意思があるならば
 そういう話をしていこう。
 とにかく査定結果を待って弟と話し合うからね。」



と言っていた大家さん。


昨日電話が来て、


いつになく真剣な声色で少し興奮気味で·····。



「ミオコさん!
 今からメールを送るんだけどね、
 すごく、すごく大事なメールだよ。
 もし不明な点やもっと明確な説明が必要な場合は
 遠慮なく電話でもメールでもしてきて欲しい。
 いいかい、
 今から送るメールに書かれている事を厳守して
 必ず遂行してほしい。 分かったね?」


« OK。 とりあえず読んでみます。
 何かあればまた連絡しますね(._.)»



何をそんな脅すような····· 何事!!? と思いながら


届いたメールを読んでみると、



1, 僕の弟か、もしくは他の誰かが君たちの家に現れたら直ちに僕に知らせて欲しい。

2, 部屋の賃貸契約や僕たちの間の契約内容、その他部屋のあらゆる情報を誰にも渡さない事。特にコピーを求められたら拒否する事。

3, この人らを絶対に部屋にあげないこと。とにかく誰も部屋に入れない事。



おぉ、どうしたどうした(゜゜)💦 と思って、


とりあえず


« メール読みました。
 とにかく、誰か訪ねてきても部屋にはあげず
 賃貸契約に関する書類を求められても拒否、
 誰か来たら大家さんに連絡すれば良いんですね?»


と返信すると


「絶対に守ってね!
 弟はその部屋を直ちに売りに出そうとしていて
 僕らの間の契約を白紙にする手段を探している。
 君たちがその部屋にい続けたいなら
 僕の言った3つの事を厳守するようにね。
 旦那さんにも宜しくね!!」



·······相続争いって言うんでしょうね、これも。


別に厄介なことは特にないですが、


今のところ誰も訪ねては来ませんし


見知らぬ人が建物の前うろついている事もないし、


大家さんが少し過敏になっているだけな気がしますが


とにかく相続物件である私たちが借りている


この部屋の事で


弟さんと意見が食い違っているのは確かなよう。


なんだかかなり興奮気味で


「とにかく僕の言うことを厳守してね!!」


と再三言われました·····。


弟さんには会った事ありませんが


変な諍いに巻き込まれるのは面倒くさいな···· と。


とりあえずお風呂場の天井と壁のペンキ塗り替えも


早いとこしないといけないし、


仕事も見つけたいし·····。


そう、仕事なんですけど、


一昨日受けた面接の不採用メールが届いて、


日系企業だったんですけど


今までほぼレストランでしか働いていなくて


フランスの飲食の面接なんてなんだか結構適当で


初めてかっちりした面接にぶち当たって(笑)


緊張というか内心わたわたしたんですよね。


まぁ態度にも出ていたとも思いますが。


年配の日本人男性二人に


広い会議室の様な所に通されて面接だったんですけど


この二人はきっと日本からの派遣と言うか


駐在の様な形でフランスにいる方たちなのかなー····


和製ビジネス英語の多用がすごくて、


ごめんなさいですが私はとても疎くて、



「給料は月末締めの○○€でグロスです。」



グロスって何(_ _;)? と思って。


なんとなくは分かりますよ。


フランス語でもgrosって形容詞があって


発音はグロですが


太い 大きな 粗い 大まかな


みたいな意味ですが派生語と言うか


en gros とか grossièrement、 grosso modo など


近い言葉で だいたい おおよそ


の意味になる単語があります。


恐らく手取りではなくて総額面の意味なのだろうと


思いましたが、


お給料の事なので聞いたんです。


« すみません、グロスって何ですか?» と。


そしたら


「えー·······、ネットではない·····
 色いろ天引きされる前の額ですね。」 と。


ネットは英語でも言うんでしょうか?


フランス語では手取り金額を【Net】ネット。


明瞭な きれいな 正味の


なんて意味の形容詞ですが、


給料の話でネットは手取り金額の事で


彼らの言うグロスの意味に当たる単語は


【brut】ブリュット。


説明を聞いて


« あ、ブリュットの事ですね。» と納得すると


「まぁ、グロスです。」


·······だからグロスって何やねん(_ _;)


その後もなんだかいくつかそんな、


はてななビジネス英語が出てきましたが


なんだかもう失礼な気がしてしまって聞かず、


「今回の募集はインバウンドの分野で·····」


と言うのをすごく何度も聞いて、


最初は何だろうと思いましたが


聞いていると何度か、


裏方のとかバックヤードの事務の仕事という


言葉も併用して使っていて、気を使って


補足しつつ説明してくれたのかもしれませんけど


【インバウンド】の強調がすごくて(笑)


事務で良くない? みたいな。


あとは給料の話の流れで


納税の話にもなったんですけど


「来年からはフランスも源泉徴収になりますが
 これで働き始める方は1年目のデータがないので
 初年度は今までどおりの手続きになると思います。」


と言われて、


« あ、でもフランスは1年目は税金無いですよね?»


と返すと


「え、 そうなんですか?
 それは知りませんけど·····。」



······何で知らないの(_ _;)


あとは


「お子さんはいらっしゃいますか?」 とか


「旦那さんは日本人なんですね。」 とか


そんな話にも飛びながら面接が終わって、


そして不採用だったわけですが、


夫にこの面接の話をしたら



『税金の事とか小賢しさ発揮したからだよ。
 こいつ面倒くせぇな って思われたんだって!』



と言われました(¯―¯٥)


えー····· って感じです。


お行儀よく


何となくわかったふりで切り抜ければ良いんですか?


面接に受かる極意って何なんでしょうか? 笑


夫には、


« なかなか仕事決まらなくてゴメンね(._.)» と。


それにしても、


フランス系企業は日本語の需要があまりないし


日系企業なら


謎の和製ビジネス英語をクリアしないと先はないし


難しいフランスの就活。 笑


引き続きガンバリマス(︶^︶)


レストランの話はたくさん来るんですけどねー。


もう少し頑張りたいんです、飲食以外で。







さて今週もまた週末ですね☆

皆さまご予定はおありですか?

有意義な時間をお過ごしくださいませ。

Je vous souhaite un beau week-end, passez un moment agréable en famille ou avec votre amour, ce sera chouette!! BISES BIZ💋

f:id:leprefelina:20180914213138j:plain