立ちんぼ / sucer

こんにちは🌤

昨日は午前中、ド級の曇り空で······

冷蔵庫の霜取りをせっせとしながら

ついでに洗濯もしていたんですけど、

あんまりの曇り空に気分も晴れなくていたら、

午後からすごくいいお天気になったんです🌞

公園のベンチは湿っているかと思いつつ、

洗濯が終わったら読書に出かけようと🌳📖

そしたらほっしーから電話がかかってきて、

少し前に頼まれた翻訳書類、

『できた？』　と言われましたが

半分くらいしか終わってません(； ･`ω･´)　笑

少し真面目にスピードアップで取り組みます💦

そう言えば先日、

夫との雨の日の思い出を書いたかと思いますが、

もう一個ずっと書いていなかった出来事を

思い出しました🌟

痴漢やナンパおじさんの話の流れで

そのうち書こうと思っていたら忘れていました。

私の職場がフレンチレストランだった頃なので、

2012年の冬〜春先くらいの出来事だと思いますが、

当時私はモンマルトルの麓、

サクレ・クールの裏側にアパートを借りていて、

夫はバスティーユに部屋を借りていました。

ほとんど私の家で生活していましたが、

先日も書いたように

たまの週末にバスティーユの夫のアパートに帰って

翌朝バスティーユの広場に出るマルシェで

朝ごはん（？）にパエリアとかチュロスを買いながら

散歩するのがお決まりだったんですけど、

その頃は私はフレンチレストランで

もう夫とは一緒に働いていなかったので、

夜中に仕事が終わって夫のアパートに向かおうと。

夫も仕事で終わるのは夜中です。

そんなに変わりませんが、

私の方が多少早く帰ることが多かったでしょうか。

たまに待ち合わせて一緒に帰ることもありましたけど

その夜は久々にバスティーユに帰ることにしていて

私の方が幾分早く終わったので

バスティーユの駅で待っている事にしたんです。

夫が乗ってくるメトロと私が乗るメトロは線が違ったし

普段生活していないのでアパートには食材もないし、

夜中遅くまで開いているステーキ屋さんとか

イタリアンや中華のお惣菜やさんで

食べて帰ることも良くあって、

待ち合わせ場所をその都度どの出口にするか

連絡取り合って決めていたんですけど、

その夜は確か直帰する事にしていたんだと思います。

なので夫のアパートに近い出口で待っていたんですけど

夫から電話が来て　『今職場出たよ。』　と······

20分くらいで来るだろうとそのまま、

メトロの外で待っていたんです。

そんなに治安の悪い場所じゃないし、

周りは夜中まで開いているカフェやバー、

チェーン店のステーキ屋さんやムール貝屋さんで

けっこう明るいし賑やかなんですよ。

だから怖い雰囲気は何も無かったんですけど、

突然後ろから何やら

シュッシュシュッシュ　　言う声が聞こえて、

全然気づいてなかったんですけど

なんか後頭部の辺りで聞こえてきたんですよ。

ぅん？？　と思ってそろりと振り返ると、

明るいって言っても夜中だし、

レストランの明かりでむしろ逆光みたいな感じなのと

振り返ったら思いの外対象が近すぎたのもあって

ぱっと焦点が合わなくて········

黒人のお兄さんだったんです。

シュッシュシュッシュどうした？？　と思って

顔見ながらちゃんと聞いてみたらば、

口もとで緩いOKサインの指を前後に動かしながら

無表情で、

『スュス·····　スュス　スュス·······

　スュス　スュス······　5euros』

煙草ちょうだい( ´ー｀)y-~~❤　じゃないですよ！

【sucer】　スュセ　って動詞なんですけど

sucer son doigt　指をしゃぶる

médicament à sucer　トローチ

とか目的語を付けて

果汁を吸う　とか　飴を舐める　に使う動詞なんですけど

目的語を伴わないとき·······　それはコレを(-_-)

あー、なんて便利なパンなんでしょうね。

なんかこんな下品な話がいきなりポップに✨

（なってます？？）

そういう事です。

どうやら【立ちんぼ】だと思われたのか、

単なる下品なナンパなのか知りませんが、

お兄さんのソレを

sucette　ペロペロキャンディ　と思って

5ユーロで!!!!!!

安っっッ(； ･`д･´)💢

どんな金額設定なんだよこの国の風俗は💨💨

しかも　スュス　は命令形ですよ(-_-)

マジでどういう教育受けて育てば

そういう大人が出来上がるのか(# ﾟДﾟ)凸

指立ててやりたいですけどあくまでも穏便に、

何も見なかったことにして完無視でスルー。

闇に紛れていただきました。

その後夫と合流してこのことを話すと、

『だからアパート行ってなって言ったじゃん💦』

て言われましたけど、

行ったところで合鍵ないし、

夫のアパートの通りのほうが真っ暗だし💧

次の日に職場で、モロッコ人の同僚に

« 昨日バスティーユで p------ なナンパされたんだけど💢
　しかも5ユーロとか凄くね？　この国アホなん？»

と愚痴ったら大笑いされた挙げ句に、

『俺今10ユーロ持ってる✨　2回いける。』

夜の営業中顔合わせるたびにからかわれ、

おまけにその日チップの配当が

一人25ユーロくらいあって喜んでいたら

その同僚がまたも

『今日全部は無理だよー(｡ŏ艸ŏ)　明日もいい？？　笑』

モロッコ人の同僚だけじゃなく

スタッフみんなからしばらく笑われてましたよ。

立ちんぼなんて言葉も、

フランスに来てから知りましたが、

パリ市内には有名な【立ちんぼ通り】があって、

一回興味本位で夫に案内してもらいましたが、

本当にどんな森に迷い込んだのかと思うほどの

奇妙奇天烈セクシーな装いのおば（姉）ちゃんたちが

タバコ更かしながら立っているんですよね。

さすがに写真は撮れませんよね。　笑

パリに来たら買う買わないは別に、

少し練り歩いてみても面白いかもしれませんよ(-_-)

そんな思い出話はこの辺にして、

翻訳に取り掛かりたいと思います。

今日で8割くらいまで進めないといけませんね💧

それでは皆さま、

今日も素敵な一日をお送り下さい☆

Je vous souhaite une excellente journée sous un beau soleil, kiss à vous tous💋