ナタリー’s blog

枝垂れ桜の下の魔女

笑う女 / dragueur

こんにちは☁





朝はいい天気だと思っていたら

結局なんだかパッとしないお天気でした(._.)

段々と冬に近づいていきますね·····

今日はブティック勤務をしていて、

ずっと屋内にいましたがなんだか肌寒くて

夕方からストールを羽織りました。

でも着ていた店の洋服に綿がついちゃって

帰る前にテープでペタペタ·····(・.・;)

今日のブティックは超絶暇で、

せーんぜんお客さんが来なくて(´;ω;`)

ブティック最後だったのに悲しい終わりでした·····







お客さんで賑わわない日は


決まって変な人が来るんですよねー( -_-)💨


暇だったので、ショーウィンドウや店内の、


上半身だけのトルソーを着せ替えようと思って


どの洋服着せてあげようかいろいろ当てながら


作業に没頭していたら、


アジア系のおじさんが入ってきて、


« ボンジュール、ムッシュー!» 挨拶しますよね。


そしたら 「Ça va?」 って言われて、


や、うん····· 元気だけども💧


あまり初対面の人に、おまけにお店で、


開口一番 「元気?」 って言いませんよね·····。


どんだけフレンドリー? と思いながら、


« Ça va, merci( ・∀・)» 元気だよ☆ と。


そしたら私が着ている服を見て、私を見て、



「素敵な服だね!すごく似合ってるよ(・o・)✨
 ······いや、あなたがとっても美しいんだ‼」



はぁ、そりゃどうもありがとう(._.)


やたら馴れ馴れしいな💧 と思いつつ、


その人は店の中を歩きながら私に話しかけ、


私はトルソーに服着せながら応対して


5分以上なんやかんや話しながら、


お兄さん?おじさん? が、ふと私を見ながら


「大きいね! 背高いんだねぇ!」 と。


« あー、そうですね、女性にしては(._.)»


と答えたところで、お兄さんいきなり吹き出して、



「あっ! 違う人じゃん!
 いつもいる女の人だと思ってた(゜゜)
 どうりで背が高いと思った·····」



えー·····💧 店入ってきてだいぶ経ってるし·····


最初正対してかなりまじまじ私のとこ見たじゃん💧


なんか聞いてみると、


お兄さんはどうやらチベット人らしく、


全く聞いていないのに自分の経歴を話し出し、


パリに来る前はイギリスにいたんだそうで


パリにはもう10年近くなるんだとか。


そして勝手に自分で語ったくせに、


今度は私のことをいろいろ聞いてきて、


「日本人の女性は素敵だよね、良いよね。
 最高だよ、大好きなんだ。
 君は独身? パリでは一人なの?」


« 結婚してますよー。 1年半前かな。»


「まだ! 最近じゃないか····· そうかー·····
 ここはいつから働いているんだい?
 初めて見るけど新人?」


« んー、2ヶ月前からですかね。
 でも今日で最後なんですけどね。 笑»


「最後Σ(゚Д゚)⁉ 次はどうするの?
 日本人はマッサージやる人も多いよね。」


« あ、私もやってましたよー。 1年弱ですけど。»


「そうなの?
 君がもしマッサージやりたいって言うなら、
 いいよ、僕はぜひ、やらせてあげるよ?」



や、全然意味わかんないけど。 笑


全っく頼んでねーし······( ´Д`)=3


意味わからん、誰なんだよお前は💧


上からって言うかなんか射角がエグい······。


恐らく接客業にあるまじき、


引きつり顔を披露した気がします·····💧


その後もしばらく会話が続く中で


「いいよ、マッサージしたいならさ☆」


を3回は言い放っていましたよ。


最後は、「コーヒー飲むかい?」 と。


« いえいえ、結構です。 ありがとう。»


「じゃあ僕はコーヒー買ってくるから☕」 と。


なんかまた戻ってくるようなニュアンスを残して


去っていき、


戻ってくるつもりかな(_ _;) と思っていましたが


2回目は来ませんでした。 良かった💨


でも数時間後に今度はまた別のナンパ野郎がね。


アフリカ系黒人のおじさんで。


「このパンツのXLは無いのかい?」 と。


« あー、これはLまでしか無いんですよー。»


「そうかー、Lじゃ小さいんだよなー。」


そう言いながらハンチング帽かぶりながら


鏡見て気に入っているようだったので、


« あ、似合いますね☆ カッコいい( ´∀`)»


と言うと、


「そう?
 君が一緒に出かけてくれるなら買おうかな☆」



や、じゃあ全然買わなくていいけど💧


何それ、私に全くメリットねーじゃん(_ _) と思って



« ハハハ( ・艸・)
 でもその鯉柄本当にカッコいいですよ✨» と。


そしたら私の笑った顔を見て、


「僕たちは目が似ているね(・∀・)」 と宣う。



や、どこが? その大きな目は節穴か?



«アハハ(ノ´∀`*) 化粧でしょうね💧
 私の目そんな大きくないですよ。 笑»


「あ、そうか。ハハハ。
 しかし君はすごくきれいだね✨(゜゜)
 なんていうか···· 本当にすごく美人だね。
 木曜日にまた来るけど、君はいる?」


« 木曜日はいないですね。»


「じゃあ君と外で会うにはどうしたらいいんだい?
 電話かけてもいい?」


« え? お店に?» 私もう辞めるしどーぞ(._.)丿


「いやいや、君の電話に。 教えてくれないの?」


« 私の電話?
 ごめんね、結婚してるんで。 笑
 独身だったら良かったですね。 ハハハ。»


「独身なの?」


« え? や、もしもの話。»


「大丈夫だよ、君は僕らの間に何か感じなかった?」


« ·······ブフっ( ・艸・) 何それ。 笑»


「はぁー、言葉で言う事じゃないんだよ(´д`)💨」


« 感じないかな。 笑»


「よく笑う女の人は付き合ってくれるって言うだろ。」


« いやいや、聞いたことないけど。 笑»


「フランスではそう言うんだよ。
 君の笑顔はまさにソレだよ!!」



接客だよ--------------ッっ( 丿・∀・)丿💨💨💨


100%営業スマイルだよーッっ!!!


ごめんけど道で会ったら見向きもしないよー!!!


なんかそれですごく迫ってくるから、


なになに、ここ店なんだけど(_ _ 丿 )丿💦


と思っているとお客さんが入ってきてくれて、


「また後で来るから☆」 と言って撤退。


二度と来なくていいです💧 って気持ち。


その謎の積極性、


要らないけどなんだったら夫に分けてほしい。


結局その後は戻ってこなくて、


閉店後に


待ち伏せされたらとかの不安も過りましたけど


無事帰れました。 あー、疲れた。


お客さんいっぱいの日よりも疲れます💨






明日から3日間はアトリエ勤務です。

これでこの会社での仕事はおしまい。

あ、しまった、辞表書いてない(._.)💦

それでは皆さま、

引き続き良い一日をお過ごしくださいませ☆

Je vous souhaite une belle journée, allez les filles, laissez tomber les dragueurs. Haha. Bisous à vous tous💋

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ブティック近くのパン屋さんのクロワッサン🥐
なかなか美味しかったなー❤