ナタリー’s blog

枝垂れ桜の下の魔女

検診 / gynécologue

こんにちは☀





なんていいお天気(・o・)✨

先週末から晴れが続きます!!!

多少の陰りとにわか雨もありますが🌂

これは概ね晴れと言っていいでしょう( ・∀・)

春が近づいているのかなと思います!

こういうお天気のいい日は、

やはり陽が長くなって来たのを実感します♪

夏時間になる3月の最終日曜日、

午前1時59分→3時になってしまう瞬間は

やはり損している感が何年経っても拭えませんが、 笑

まぁ冬時間になるときに1時間多く寝られているわけですし

プラマイ0なわけですよね。

今どきはフランスでもスマートフォンがかなり普及して

時間を間違える人もいなくなっただろうと思いますが

フランスはカフェやお店など、

基本的に外であまり時計を見かけませんね。

日本と比べてせかせかしていない気がするのは

そういうところも関係あるのでしょうか。

そういえば今は世界的にスマートフォンが主流ですが

日本にはガラケーの根強いファンがいるのでしょうね。

フランスもスマートフォンが出だしたのはここ数年ですが

ガラケーのような独自進化はなく

ガラケーどころかガラパゴス諸島の陸にも上がる前の

海底のアンモナイトばりの古代携帯から

一気にスマートフォンまで駆け上がりました。

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ガラケー使用者同様、

フランスでも今だにこのタイプの愛用者も

まだまだ見受けられます。





さて、


私は3ヶ月ほど前にフランスで初めて


【人間ドック】を受けたのですが、


胃カメラバリウムもなく


問診、検尿、血液検査、心電図、歯医者を


ぐるっと3時間ほどかけて近所のセンターで受けました。


事前にアンケートの記入事項がいろいろあって、


予防接種歴や近親者の死因だったりを書く欄があったので


母に連絡を取りましたが、


母子手帳が見つからず予防接種歴は分からない、 と。


空欄のまま提出したところ、


『予防接種の効力はたいてい20年だから
 幼少期以降受けてないならそのうち通知が届きます』


と言われ、


『子宮系の病気の検査は直近でいつしましたか?』


と言われたので、 一年半前に日本で と答えると


『じゃあ今回はしなくて結構☆』 と。


フランスは2〜3年に一回で推奨されているようなので


今回パスされたら


私は次に受けるまで4年以上空きますけど!?


と思いましたが、近いうちに任意で受けようと思います。


一年半前に、日本に一時帰国をしていたときに


タイミングよく無料検診の通知が届いていたので


初めて日本の産婦人科に行きました。


男性医師と女性の看護師さんが一人、


『下だけ脱いで脚を広げて横になってください』 と。


お腹の辺りに小さなカーテンが付いていて、


医者と患者は診察中に顔が見えないようになってますね。


私は初めて婦人科を受診したのはフランスです。


4年ほど前でしょうか。


もう20代後半でしたし


日本でも婦人科受診をした事が無く


そろそろ子宮系の検査を一度してみた方がいいのでは?


と思い受診する事にしたわけです。


フランスは、病院に行くのはよっぽどの病気の人です。


風邪や体調不良などだと、かかりつけの


【Généraliste】 ジェネラリスト 総合診療医?


の家(アパート)に電話して予約→受診。


そこからさらに専門医の受診が必要であれば


【Spécialiste】 スペシャリスト 各専門医


を紹介してくれる流れです。


私はその時、目的が完全にはっきりしていたので


Généralisteは通さず、直接


【Gynécologue】 ジネコローグ 婦人科医


に予約を取ろうと思い、


当時出産して間もないフランス人の友人に


紹介してもらおうと連絡を取りました。


自分で探しても良かったですけど、


たいていみんなそうやって紹介してもらって


通うようになる、 と言うのと


彼女が住んでいたのが12区、私は13区。


区は違いますがお隣りだし


そんな遠いところではなかろうと思い聞いたんです。


するとなんと!!



【Boulogne Billancourt】ブローニュ!

パリ16区のさらに先の郊外!! Σ(゚Д゚)💦

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遠っ!!


メトロ乗り継いで1時間以上かかります。


なんでこんな遠くまで通ってたの!? と聞いたところ


すごい優しくていい医師❤ とのこと。


あ、日本語話すのよ(・o・)✨ と。


そういえば彼女の旦那様は日本人。


でも私、検査受けたいだけだし、


妊娠して今から定期的に通うわけじゃないし


日本語話してもらわなくてもいいけどー、、、


と思いましたがせっかく紹介してもらったし


電話して予約を取ったんです。


検診と子宮系の検査をお願いしたいと伝え、


名前を告げると


『あ、日本人デスカ?』 と。


当日部屋に案内され、



私 « Bonjour »


医 『 Bonjour,  コンニチハ。 どうぞ(^^)』


私 «こんにちは、よろしくお願いします。»


医 『今日ははるばる遠くまでお越しくださいマシタ(^^)』


私 «ぶふっ。 日本語お上手ですね。 笑»


医 『どうしてこんな遠くまで??』


私 «○○に紹介してもらいました☆»


医 『あぁ!○○サン(^^) そうですね、来てました!』



こんな感じで完全に日本語でやり取りが始まり、


仕事は何しているかとか毎日どのくらい歩くかとか


お決まりの質問で問診され、



医 『えーとじゃあ今日は検査ネ。
   乳がんの触り方知ってる??』


私 «知らないんです。自分でもできるんですよね?»


医 『じゃあそれも後で教えるネ。大丈夫☆
   じゃあ子宮の検査しますネ。奥に行きマス。』



そう言って


部屋の隅のカーテンで仕切られた場所に案内され



医 『じゃあここで脱いでください。
   子宮の検査もするからネ、ぜんぶネ。
   上もね、下もね。 カワイソウ〜(_ _)』



流暢なのかなんなのか謎の日本語で説明され、


実はフランスの婦人科では


全裸になる事知っていたんですけど


実際に全裸になると思うと笑けてきて、



(別にいいけど全裸になる意味ある?
 乳がんも触診でしょ? や、いいけど。。。)


と思いながら脱いでいると、


パンツ下ろそうかくらいのところで



『じゃあベッドにこっち脚にしてネ〜、
 あ、まだ着替えてましたか?』



(カーテンあってないようなもんだしね。
 全然半開きだったもんね、 笑)



と思いながら全裸になりベッドへ。


さてフランスの婦人科のベッド、


日本みたいにお腹の上にカーテンありません。


つまり真っ裸で脚広げてるところに覗き込みます。


あ、ちなみにこのときの医師はオトコですよ。



『じゃあ始めマス。 痛くないネ、大丈夫☆
 こんなヤツ今から入れるけど冷たいだけ。
 痛くないヨ。 (カチャン・カチャン🛠)
 あ、それで、子宮がどれか分かる??』


« ············???»


『ちょっとね、 あ、 痛くないネ、大丈夫☆
 ちょっと見てネ。』



と言いながら、


アレは器具だったのでしょうか、、、指かな?


おそらく手袋をした指を突っ込んで


私の下腹部を中からパコパコ動かしながら


指なわけないか、長すぎますよね。 笑


器具だったのでしょうか、、、。



『コレ子宮ネ。 分かる? 大きいデショ?
 ココに赤ちゃんが育つネ。』


«へぇ〜。 ほんと、大きいんですね(@_@)»


『じゃあ検査シマス。
 ちょっと冷たいネ、でも痛くないヨ。
 痛かったらヘタクソな人。ボクのは痛くない☆』



そう言って、ものの10秒もせずに



『はい、オシマイ! もうイイよ。』


«え!? もう終わりですか??»


『うん、オシマイ。痛くなかったでしょ?』



そう言いながら最後に



『あ、でも少し血が出た。
 後で痛かったらボクのせい。 ゴメンナサイ。』



(ヘタクソか!!) と思いましたが、


別に痛かったわけではないので起き上がり、


今度は乳がんの触診の仕方を教わり、


絵なども見せてもらいながら解説してくれました。


そして着替えてもとの場所に戻り、


最後に少しだけ説明を受けて支払いだったのですが、


カード払いできるところや


社会保障分もいったん全額払ってあとから返金とか


お医者さんによってまちまちなんですけど、


スペシャリストはジェネラリストより高いんです。


知っていたので多めに持って行ってはいたのですが


5ユーロくらいだったか足りなくて、


カード払いできなかったのでATM探しに行くことに。



『次の患者さんもし来ちゃったらドア閉めちゃうから
 ピンポンしてください。』


«身分証、一応置いていったほうが良いですか?»


『大丈夫。
 もしアナタ戻ってこなかったらシカタナイ。
 ニゲラレタ、それだけ( ´∀`)ノ じゃあ。
 あとコレをこのままポストに投函して帰って下サイ。』



なんて適当な、、、


もちろんお金下ろして払いに戻りましたよ。


そして投函するように託されたのは、



私の膣内から採取した【細胞検体】! 笑



(え? コレ私のって事でしょ??
 ポストに投函???
 宛先は、、、検査機関。 普通郵便で??)


おかしーだろ((((;゚Д゚)💦


マジで?私の膣内の細胞普通郵便で送るの? 笑


と思いましたがもう次の患者さん入ってて


今さら聞けないし


帰り道で見つけたポストに投函しましたよ📮


すごいシステムだし、


数年後に日本の婦人科初めて受診して、


あのお腹の上にカーテンあるのとか


看護師さんが付いているのとか、


あのフランスの婦人科医はいったい、、、 


今思い出しても笑いしかこみ上げてきませんが、


全然いやらしさも無かったし、


私としては別に何でもなかったですが、


日本だったら問題になるんでしょうかね。


この時はただ検査だけだったので、


やっぱりあとから考えても、別に


日本語話せる医師である必要性はなかったですが、


いずれ妊娠して、


日本語でだって知らない病名とか


説明で難しいこと言われたりするだろうときに


やっぱり多少でも日本語話してくれるあの医者は


貴重な存在なのだろうと思いますが、


毎月の検診で、どんどん重くなるお腹抱えて


メトロ乗り継いで


最寄りの駅からさらに15分くらい歩く場所にある


あの婦人科医にお願いするかは分かりませんね。


近所で評判のいい婦人科医を見つけられれば


そのほうがいいかなと思います。


近いうちに、また子宮系の検査と


子どもを産める体であるかなどの相談も


しなくてはいけないなと思っています。


また全裸にされるのでしょうかね。


羞恥心の面ではお医者さんだしどうでもいいですが


必要性を鑑みると甚だ疑問ではありますよね。




さて明日も晴れるといいなと思います♫

明日はバレンタインにどこのパティスリーを買おうか

リサーチしようと思います❤

告白にもいろいろありますからね、

普段伝えそびれているアリガトウを、

男の人もバレンタインに渡してしまえばいいんです!

そしたら当日相殺で

ホワイトデーなんか気にしなくて良くないですか?

私は夫と美味しいケーキを食べたいと思います💕

それでは今日も素敵な1日をお送りください♫

Je vous souhaite une bonne journée, on va penser à la St-Valentin afin de le faire agréable!! GROS BISOUS💋

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